貨物運送事業の事業報告書、事業実績報告書を出したい

そもそも貨物運送業の報告って？

貨物自動車運送事業法では、下記のように規定されています。

上記の貨物自動車運送事業法第六十条第一項中の国土交通省令とは、下記の貨物自動車運送事業報告規則であり下記のように規定されています。

つまり、大多数の一般貨物事業者は、自らの事業年度に一回出すべきが「事業報告書」、年度に一回出すべきが「事業実績報告書」です。

報告の義務は一般貨物だけじゃない

貨物運送事業の報告の義務は、一般貨物運送事業だけに限りません。特定貨物運送事業、また貨物利用運送事業（いわゆる水屋さん）の事業者にもその義務は課されていますのでご注意ください。

事業報告書とは

事業報告書とは、運送業でどれだけの商売を行ったかを報告するものです。毎事業年度の経過後１００日以内に、当該事業年度に係る事業報告書を、定められた様式等により営業所を管轄する地方運輸局へ提出する必要があります。

事業報告書の作成は、決算書（損益計算書、貸借対照表、個別注記表など）の内容を、事業報告書の書式に即した項目に振り直し、記載します。

事業実績報告書とは

事業実績報告書とは、運送業で何をどれだけ運んだかを報告するものです。毎年４月１日から３月３１日までの期間に係るものを、定められた様式等により、７月１０日までに営業所を管轄する地方運輸局へ提出する必要があります。

事業実績報告書の作成は、車両や人の数、実際に運んだ荷物の量を記載します。

事業報告書、事業実績報告書を出していない！どうなるの？

ただでさえ忙しい中、つい提出を忘れてしまっている…というお話を聞きます。その場合どうなるのでしょうか。
そもそも法令で定められた報告義務を怠っていることになりますね。ざっくりいうと違法状態です。
また、営業所や車庫の新設など事業拡大の認可申請する際、未提出である場合はその提出がないと認可が下りません。
さらに定期的な巡回指導（監査も同様）での指摘項目にもなりますし、Gマーク取得の際の審査項目でもあります。

一年分、または数年分提出していない…という事業者様は今後円滑な運送事業の経営を考えると、すぐにでも対応されることをお勧めします。

事業報告書、事業実績報告書に関する届出、お任せください

事業をされている方、特に中小企業の方は皆様とてつもなくご多忙と思います。そんな時間ないし…、でも相談する相手もいない…。そんな声もよく伺います。

そんな時は、是非一度私たちにご相談いただければと思います。
陸運支局への登録申請からナンバー変更（車庫での封印）までの手続きをワンストップで代行いたします。
事業報告書、事業実績報告書については、適正なヒアリングを行い作成・届出を代行いたします。数年分でもお任せください。

また、許可は持っているけど、その他の手続きを依頼したい、この手続きだけお願いしたい、など
お客様のご要望と現状に沿ったご提案をさせて頂きます。まずはお気軽にご相談ください。

事業報告書、事業実績報告書などの料金

手続内容	報酬額	印紙･証紙 ･登録免許税等
一般貨物経営許可申請（トラック　緑ナンバー取得） ※お客様のご依頼業務によりサービス内容が変わります。お問合せください。 ※出張封印は別途料金となります。	440,000～ （ご依頼内容で変動します）	120,000
一般貨物経営許可申請（霊柩　緑ナンバー取得） ※お客様のご依頼業務によりサービス内容が変わります。お問合わせください。 ※出張封印は別途料金となります。	295,000～ （ご依頼内容で変動します）	120,000
利用運送追加	55,000～	ー
増車・減車届出書作成  ※トラックの移転･変更登録費用は含まれません	16,500～	２台目以降 5,500円/台プラス
営業所新設（車庫１か所･休憩施設１か所あり）	264,000～
営業所増設（１か所、車庫なし）	132,000～	－
車庫移設･増設（１か所、休憩施設なし）	132,000～	－
事業実績報告書（1期分）	16,500～	集計作業ある場合は追加報酬
事業報告書（1期分）	33,000～	－
運行管理者･整備管理者選任届（１名ずつ）	22,000	－
運賃料金設定（変更）届出書	33,000	－