福岡県内で緑ナンバートラックの出張封印でした。
こんにちは。福岡の運送業行政書士 松藤事務所です。
年明けより、福岡県内で緑ナンバー(一般貨物)トラックの出張封印に明け暮れております。(お仕事頂き感謝です)
通常、緑ナンバートラックが営業所の配置換えをする場合、新たな配置先を管轄する運輸支局登録所にて新たな緑ナンバーを取り付けたのち、運輸支局内で封印をしなければなりません。(例;横浜営業所から福岡営業所へ)封印とは、車両の後ろナンバー左上にある県名の書かれている丸い金属のヤツですね。
ざっくり出張封印とは、通常は運輸支局内で行うべき封印を「支局の外で」行うことができるというものです。例えばお客様の車庫などでできます。
通常であれば、車両を運輸支局に持ち込み、手続きをし、ナンバーを外し、新たなナンバーを取り付け、封印を取り付けてもらう…という工程になるため、
車両も人員も時間を取られることになり、自社で行おうとする場合、結構大変です。
そこで出張封印の出番です。この制度では、一部の資格あるものに限り、運輸支局外での封印(施封)が可能です。(ちなみに旧ナンバーは、出張封印をした者が運輸支局へ返却します)
弊所もその資格(丁種)を有しており、特に運送会社様の緑ナンバーのトラック、トラクタ、セミトレーラーの出張封印を行っております。
特に営業ナンバー緑ナンバーの事業者様からは「時間がない」「運輸支局に持ち込む人間がいない」「台数多すぎてどうしたらいいかわからない」などでご相談やご依頼があります。
今回の年明けからの出張封印ご依頼は、ある程度の台数且つ運行のこともあり複数回に分けて実施させていただきました。
弊所も受任回数を重ねてきたこともあり、おおよそ不測の事態に必要な工具も揃い、施工だいぶ慣れては来ましたが、それでもナンバーを取り外す作業の時は未だに緊張します。過酷な環境で使用される緑ナンバーのトラック、トラクタ、セミトレーラーたちのビスはとてももろく且つ固着しており、ビス頭が取れネジ部分がビス穴に残ってしまった…なんてこともよくあります。
(ナンバーを取り外す作業は、行政書士の本来業務ではなく、行政書士保険の適用外になります。慣れてらっしゃらない行政書士の先生がたにおかれましては重々ご注意願います)
さて、今回も慎重に作業を行い、ネジ固着はあったものの何とか無事に出張封印を終えることができました。(特に風雪という天候ということもありました)
現在では、このナンバー変更に伴う出張封印作業は、運送会社様やトラックの販売店・ディーラー様、他の行政書士の先生など様々な方より多くのご依頼をいただくようになってきました。緑ナンバーのトラック、トラクタ、セミトレーラーの出張封印が出来ることは弊所の強みだと思っております。お困りの際はどうぞお気軽にお声がけくださいませ。
(とはいえ、改造された車両や錆がひどい車両などは弊所でも対応が難しい場合がありますのでご了承ください)
また、白ナンバー(自家用)のトラック、乗用車などの登録、出張封印も可能ですので、こちらもお気軽にお問い合わせください。